ヘアカラーはアトピーの原因【かゆくならないカラー剤とは】
ヘアカラーはアトピーの原因【かゆくならないカラー剤とは】

服選びは素材から厳選しよう~アトピー女子のオシャレ方法~

ファッションも大切だけど・・・~アトピー持ちは素材選びが重要~

10代後半の学生であれば、アルバイトで自由に使えるお金が増えます。そのため、親から買ってもらった洋服を卒業して自由にファッションを楽しめます。しかし、洋服選びはデザインだけではなく、「素材」にも要注意。悪い素材を選ぶと、アトピーなどの肌トラブルの原因になるのです。

アトピー持ちの人が素材選びを慎重に行なう理由とは

横顔の女性

アトピー症状を避けるには「肌の摩擦」を避ける必要があります。服によって肌が擦れると、その刺激によって肌にダメージが与えられます。アトピーは肌のダメージによって症状が悪化するので、アトピー持ちの女子なら肌にやさしい素材を選びましょう。使われている素材を自分で調べてもいいですし、店員さんにアトピー持ちだということを伝えて、肌にやさしい服を探してもらうのもグッドです。

肌との相性でみる素材の選び方

【相性◎】コットン・シルク
肌にやさしい素材といえば、コットンとシルクがまず思いつきます。コットンはメイク落としのシートとしてもお馴染みの素材。サラサラで柔らかい素材なので、着心地もバツグンです。吸水性に優れているため、たくさんの汗をかくとムレてしまうこともありますが、少量の汗であれば通気性の高さによってすぐに乾きます。激しいスポーツをする時以外であれば、アトピー持ちにはありがたい素材です。シルクは、人の肌に最も適した素材といわれています。吸水性・通気性が非常に優れているので、肌を常にサラリとした快適な状態にしてくれます。ただ、シルクは非常に高価な素材なので、購入する場合は値段に注意。学生であれば、おサイフにもやさしいコットンがオススメです。
【相性〇】混紡生地(こんぼうきじ)
混紡生地と聞かれても、多くの人は「なにそれ?」と思ってしまいます。混紡生地とは、簡単にいえば2つの素材を使った生地のこと。先程触れたシルクを例に上げれば、値段の高いシルクに安いウールを混ぜることで、シルク生地の快適さとウールの安さを両立できるわけです。値段だけではなく、服の機能についても高いレベルになります。コットンと化学繊維を合わせれば、速乾性と保湿性、伸縮性がアップし、着心地のよさと快適さが高まります。服の裏地がシルクで、服の表がウールなら、温かくて肌触りもサラサラな冬着となるのです。
【相性△】獣毛生地(じゅうもうきじ)
獣毛生地は、動物の毛を使った生地です。動物の毛を使った生地というと、毛皮のコートなどに使われる高級生地だと想像する人も多いでしょう。しかし、実際には羊の毛を使ったウールなど安い生地もたくさんあります。肌触りのよいアンゴラ、カシミヤ、アルパカなどの獣毛であれば、アトピー持ちの女子にもオススメです。しかし、コットンなどに比べると問題が多く、特に表面が毛羽立った洋服ですとアトピーのかゆみが出やすいので、身につける場合は注意しましょう。

アトピーを悪化してしまう恐れのある素材

化学繊維
化学繊維の素材といえば、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、ポリウレタンが代表的です。これらの素材は速乾性が非常に高いのですが、その優れた速乾性が肌の乾燥を招いてしまいます。乾燥肌はアトピーのかゆみを発生させる原因になります。乾燥肌になりやすい人は化学繊維を身に着けないように注意しましょう。化学繊維そのものにアレルギーを持つ人や、着続けている内にかゆみなどの症状が出やすくなったという人は、この化学繊維の記事は避けましょう。
ウール
ウールは非常に温かく、多くの冬服に使用される素材です。しかし、このウールは他の獣毛に比べて繊維が太く、ゴワゴワ、チクチクとした感触があるため、肌トラブルを発生させやすい素材です。肌に触れる洋服やマフラー、手袋はアトピー症状を発症させやすくするため、着用する場合は直接肌に触れないようにしましょう。

アトピー肌の特徴を知れば素材選びも簡単

アトピーは、身につける素材の選び方で肌荒れが悪化するものとそうでないものに分かれます。もちろん、症状のレベルや肌質によって変わるため、アトピーの症状を理解した上で選ぶことが大切でしょう。下記サイトでは、アトピーの原因や症状、治療などが詳しく紹介されているので理解を深めるのに最適です。

アトピーでかゆくならないための工夫も忘れずに

アトピーの症状を避けるには、アトピーにならないための対策も必要。きちんとした対策をすれば、アトピーに悩まされずにファッションを楽しめます。

肌に触れる衣服はコットンに統一する

下着は肌着、靴下など、肌に直接触れるものは全て刺激の少ないコットンにすれば、アトピーの症状を抑えられます。混紡生地の化学繊維も含めれば、アトピーを悪化させる素材は数多くあるので、1つ1つの素材を厳選すると購入できる服や靴も限られてしまいます。しかし、これらの生地の害は肌に触れさえしなければほぼ問題はないので、肌着や下着などをコットンなどにすれば、アトピーのかゆみを回避できます。

アパレル店員からのワンポイントアドバイス

肌が敏感な人に向けた下着があります(アパレル店員)

肌触りのよいシルクやコットンの下着は多くのメーカーで販売されています。しかし、こうした下着でも縫い目が裏にある場合は問題です。縫い目は肌への刺激も強く、繊維も毛羽立っていることがあるため、アトピーによるかゆみが現れやすくなります。そこでオススメできるのが、肌トラブルの人のために作られた、縫い目が表側にある特別な下着です。肌触りがよく、見た目も普通の下着と変わらないので、誰でも安心して着られます。

使用する洗濯用洗剤も大切なポイントです

洗濯した洋服に洗剤の溶け残りがある場合、アトピーなどの症状が現れやすくなります。特に粉末洗剤は溶け残りやすいので、水に溶けやすい液体洗剤を選びましょう。また、洗濯をする上で欠かせないのが柔軟剤。柔軟剤の中には、繊維を柔らかくして肌へのダメージを抑えるものもあります。洗濯する際に使うことで、アトピーの問題をさらに抑えることができるでしょう。

諦めていたオシャレもファッションアイテムで解決

アトピー持ちの女性であれば、肌に影響を与えないために、できるだけファッションアイテムは身に付けたくないと考えるでしょう。しかし、こうしたファッションアイテムは使いようによって、アトピーの症状を抑えるための対策グッズに早変わりします。

アトピーの人にはすすめられないヘアカラー

髪染め中

ヘアカラーに使うカラーリング剤は、皮膚の弱い人やアレルギーを持つ人の肌をかぶれさせます。かぶれの段階としては、ヘアカラーをしてから2日目に炎症のピークです。カラーリングをした日から3日の間、頭がかゆくなったり、アトピーの症状が急に現れたりした場合、ヘアカラーをすることは避けましょう。

ファッションアイテムを活用したらヘアカラーも楽しめる

ウィッグ
ヘアカラーはアトピーの人にとって問題です。しかし、「黒髪は印象が重いし地味に見られる」「イメチェンのためにカラーを変えたい」という女性も多いのも事実。そこでオススメできるのが、ウィッグを使用する方法です。ウィッグを使用すれば、カラーリング剤による肌へのダメージを避けることができます。しかし、ここで気になるのが、果たしてアトピー持ちの人でもウィッグをつけられるのか、ということです。ウィッグはムレやすく、頭皮への摩擦もあるので、アトピー持ちには向いていないように思えます。しかし、ウィッグのネット下に吸湿性の高いガーゼを敷くことや、ネットが直接触れるおでこ部分にベビーパウダーを塗るなどの対処をすることで、肌にダメージを与えずにウィッグを使用することができます。
ヘアチョーク
ヘアカラーを行なうカラーリング剤といえば、泡やクリームによって髪を染め上げます。これらのカラーリング剤は手軽に根本まで染められるのが魅力ですが、頭皮にまで成分がついてしまうので、アトピー持ちの女性には向いていません。そこで利用ができるのが、ヘアチョークと呼ばれるカラーリング剤です。このヘアチョークは、毛先のみを染められるパステルチョークのような製品です。頭皮に成分がつくことはないので、アトピーによる影響も現れません。素材自体もシャンプーで簡単に落ちるので、体への影響は少ないのです。

実際にヘアチョークを愛用している人の声

肌が敏感な人に向けたヘアチョークがあります(アパレル店員)

アトピー持ちですと、美容院などでヘアカラーをお願いすると、頭皮にまでカラーリング剤がついて痛みやかゆみが出てしまうものですよね。でも、ヘアチョークは直接頭皮につくことはないので、アトピーの症状もなくとっても快適です。つけてもすぐ洗い落ちるでしょ?と思う人も多いでしょうが、最近では1週間カラーが持続するものもあるので、毎日頻繁に使うこともありません。パフでチョークをつけて、クシで馴染ませれば自然な発色が現れるので、ウィッグよりもナチュラルに決まりますよ。

アトピーとネイルの関係

自分でネイルをする場合、乾くまで時間が掛かるため、夜寝る前にネイルをしておくという人は多いでしょう。しかし、アトピー持ちの女性の場合、寝る前のネイルは要注意。寝ている間、無意識に肌を引っかいてしまい、肌へのダメージでアトピーが現れやすくなる可能性があります。特にネイルをした状態の爪ですと、引っかくことでネイルの成分が肌に侵入してしまい、肌のアレルギー反応によってアトピーが発症しやすくなります。

そのような場合でもジェルネイルなら大丈夫!

ジェルネイルを厚く塗れば、爪の先がジェルネイルによって丸くコーティングされるため、肌を引っかいたとしてもダメージが少なくなります。爪への刺激が強い除光液もアトピーを発症させやすい素材ですが、化学成分が含まれていないノンケミカル製品であれば、肌のダメージを抑えることができるでしょう。しかし、アトピーの症状レベルや生まれつきの肌の弱さなど、人によって肌の性質は変わります。ジェルネイルや除光液を使う場合、きちんと皮膚科などの医師に相談した上で使用しましょう。

アトピーで気になる金属アレルギーについて

アトピーと同じく、強いかゆみや発疹などを発生させる症状といえば、金属アレルギーが上げられます。実はこの金属アレルギー、アトピー持ちの人ですと発症率が高くなるため、注意しなければなりません。

アトピーの人は金属アレルギーになりやすい?

アトピー持ちの人は、普通の人よりもアレルギー反応を起こしやすい人といえます。アトピーは皮膚から吸収された成分に、免疫が非常に強く反応することで、かゆみや発疹などが起こります。免疫反応は化学成分以外にも金属イオン(正確にいえば金属イオンにくっついた雑菌の成分)に反応するため、アトピーの人は金属アレルギーも起こりやすい体質といえます。

金属アレルギー反応が起こりにくい種類もあります

洋服やアクセなど、ファッションでは必ずといっていいほど金属が使用されます。金属アレルギーの問題を避けながらファッションをするのは難しいように思えますが、アレルギーを起こしにくい金属を使用すれば、安心して身につけることもできるでしょう。金属アレルギーを起こしにくい金属は、安定性の高い金属。簡単にいえば「サビや変色が起きにくい金属」です。サビにくい金属といえば、金・プラチナ・銀・チタンなどが上げられます。ステンレスも金属アレルギー対策には効果的といわれていますが、金やプラチナに比べれば安定性は低いため、医療用ステンレスなどのできるだけ安全性の高いものを選びましょう。また、金や銀が使われているからといって、金や銀メッキのアクセサリーを使用するのは避けるべきです。メッキには「ニッケル」が使用されているため、身につけているとニッケルにより金属アレルギーを発症してしまうことがあります。

パッチテストを受けましょう

笑顔の女の人

金属アレルギー発症を避ける方法として、あらかじめパッチテストを受けることも効果的です。パッチテストとは、肌にアレルギーを見分けるための試薬を貼って、どんな種類のアレルギーがあるか調べる方法です。このパッチテストを受ければ、どんな金属にアレルギーがあるかわかります。シートを貼った肌が赤くなっていれば、そのシートに含まれていた金属成分にアレルギーがあるとわかるのです。

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